エイジア

ニュースによるとジョン・ウェットンが亡くなったそうです。
今年も、こんな感じで、大物ミュージシャンの訃報がつづくのでしょうか?

なんでも、ジョン・ウェットンは享年67歳だったそうで・・・いわゆるロック・レジェンド達のなかでは、未だ若い方だったような気がします。

ジョン・ウエットンの経歴をみると、キング・クリムゾン、UK、ユーライア・ヒープロキシー・ミュージック、ウィシュボーン・アッシュ等、そうそうたるビッグ・ネームが連なっています。
もっとも、その多くの活躍は70年代に入ってからで、バンドのオリジナル・メンバーというわけではなく、メンバー・チェンジで加入したものばかり、やはり、60年代ロックを創ったロック・レジェンド達に比べて、遅れてきた感がします。

そんな中で、唯一、オリジナルメンバーとして、大成功したのがエイジアだと思います。
エイジアのメンバーは、他にイエススティーヴ・ハウとジェフリー・タウンズ、そしてEL&Pカール・パーマーで、結成時には、プログレッシブロック界のスーパー・グループとして注目を浴びました。

もっとも、そのサウンドプログレッシブロックっぽいポップスといった感じで・・・・70年代初頭のプログレッシブロックの思想性や実験的な雰囲気は感じられず、80年代の商業ロックという印象でした。

おそらく、イニシアティブをとったのが、ジョン・ウェットンと、やはり遅れてきた感がするジェフリー・タウンズだったからだと思います。

そのせいかもしれませんが・・・個人的には、70年代初頭のプログレッシブロックの曲は今聴いても新鮮な感じがするのに対して、エイジアの曲は陳腐化が激しい気がします。

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「時へのロマン」 エイジア CBSソニー

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「アルファ」 エイジア CBSソニー

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「アストラ」 エイジア CBSソニー