レゲエ 祝 無形文化遺産登録

ナマハゲ等の来訪神がユネスコ無形文化遺産にめでたく登録されることがニュースとなりました。
その陰で、日本では、あまり話題になりませんでしたが・・・ジャマイカのレゲエ音楽も、同じ無形文化遺産に登録されることになりました。

レゲエと言えば、1960年代末にスカなどから生まれた音楽なので、歴史が浅いため、なんとなく無形文化遺産と言われるとピンとこないのが本音です。

思えば、私が初めてレゲエを認識したのは、1974年のエリック・クラプトンによる、ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズのカバー「アイ・ショット・ザ・シェリフ」の大ヒットです。
おそらく、多くの人もそうではないでしょうか?
確かに、1972年にジミー・クリフの映画「ザ・ハーダー・ゼイ・カム」とかありましたが・・・観た人は少ないと思います。

ちなみにボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズのデビューは1973年という事で・・・先日、観たエリック・クラプトンの映画だと、未だ依存症でボロボロだったようですが・・・いち早く取り入れた、そのセンスの良さは流石です。
なんでも、「アイ・ショット・ザ・シェリフ」が収録されたアルバム「バーニン」をジョージ・テリーに聴かされて、気に入ったそうです。

もっとも、私が、ボブ・マーリ―&ウェイラーズ自体に興味を持ったのは・・・もう少し後、ラジオ番組で横尾忠則さんが熱心にアルバム「ライヴ!」について語っていて、「ノー・ウーマン・ノー・クライ」等を聴いたからで・・・この時は、直ぐにレコード屋へ行きアルバムを買いました。

その後、レゲエを取り入れたポリスの活躍やイーグルスの「ホテル・カリフォルニア」などで、レゲエは一般的になり・・・いまや、ジャマイカの音楽という範疇を超えてしまっているような観がありますね。
個人的に好きなフーターズなんかもレゲエの影響が大きいので、なにはともあれ、無形文化遺産登録は嬉しいです。

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「バーニン」 ボブ・マーリ―&ザ・ウェイラーズ デラックス・エディッション ユニバーサル

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「ライヴ!」 ボブ・マーリ―&ザ・ウェイラーズ 東芝EMI