雪が降ってワクワクする?

今日は、やっぱり雪が降った事について書こうと思います。
なんでも、東京で、11月に雪が降ったのは54年ぶり・・・積雪は、観測が始まってから初めての事だそうです。

朝起きた頃は、未だ雨だったのですが、家を出るころには雪がちらほら混じってきていました。
天気予報によると、雪になるかは、霙のままかは微妙なところという事で・・・いつもは、少し前の駅で降りて歩いているのですが・・・今日は寒いし、本来の下車駅まで乗って行くつもりでした。
ところが、車窓から外を見ていると、霙から本格的な雪になってきたので、なんとなくワクワクしてきて、いつもと同じ、手前の駅で降りて歩く事にしたのです。

結構、濡れましたけど・・・雪景色の街並みは、なんとなく、川瀬巴水の版画を連想してしまい、趣きがあって良いものだなぁ・・・と、歩きながら、感じました。
こんな風に感じるのは、歳をとったせいでしょうかねぇ?

会社に着いたら、同僚たちは、雪が降ったことについて、ぶつぶつと文句を言っているし・・・私も、ちょっと前だったら、雪が降ると、どちらかというと迷惑に思ったものでした。

もちろん、子供の頃は、雪が降ると嬉しかったです。
(当時は、現在よりも、東京で雪が降る事も多かったし・・・)
それが、中学、高校となるにつれて、いつしか、雪が降っても嬉しくなくなってきました。

ところが、スキーを始めたら一転し・・・シーズン初めに、雪の便りが聞こえると、ワクワクするようになり・・東京で雪が降っただけでも、心が躍るようになっていました。
それが、スキーから遠ざかるにつれて、また、雪が降ってワクワクする気持ちは薄れてしまたのです。
そして、今日は、雪を見て、何故か、またワクワクしたのです。

考えてみれば、雪が降る景色に変わりはないのに・・・こちらの状況によって、ワクワクしたり、迷惑に思ったり・・・なんか変ですよね。
できれば、これからは、雪が降ったら、ワクワクするような人間でいたいものです。

こんな事を言えるのは、たまに雪が降るからで・・・・連日、雪が降るような地方では、こんな事を言ってられないですよね。