スキー・ブーム

ご心配おかけしましたが・・・体調が悪かったのは、回復してきました。
ひょっとしたら、インフルエンザやノロ・ウィルスかも、と心配したのですが・・・単なる風邪だったみたいです。

昨日は、朝の通勤時にみかける、身近な紅葉について書きました。
若い頃は、紅葉の良さって、よく理解できなかったような気がします。
もちろん、紅葉の名所のようなところでは、綺麗だなと思ったのですが・・・身近な紅葉に、ああ良いなぁ、なんて思う事はありませんでした。
ちなみに、自然に愛着を覚えるようになるのは、自分の寿命を認識するようになったからだという話を聞いたことがあります。

ところで、今日は、暖かかったのですが・・・東京以外では、寒波に覆われて、大雪のところも多かったみたいですね。
ニュースで、雪が降っている映像を見ていたら・・・若い頃は、こういう映像を見てわくわくしていた事を思い出しました。

私らの若い頃は、スキーブームだったので・・・この時期、雪の便りが待ち遠しかった記憶があります。
待ちきれなくて、スキーのエッジを砥いだり、タイヤをスタッドレスに代えたりして・・・・でも、雪不足のシーズンもあって、スキー場のオープンが延期になってガッカリした事も、何度かありました。

あの頃は、冬が来るのが待ち遠しかったのに・・・最近は、寒いので、冬が来るのが、それほど嬉しくなくなってしまいました。
これも、歳をとったせいですかね。

それにしても、今の若者は、あまりスキーもしないようだし、多くのスキー場は閑古鳥が鳴いているなんて話も・・・あのスキーブームは一体何だったのか?と、思ってしまいます。
あの頃は、週末ともなれば、ターミナル駅には、スキーバスの列・・・高速道路もスキー・キャリアを付けた車で大渋滞でした。
もちろん、ゲレンデも人混みで一杯・・・ゲレ食でランチを食べるのにも長蛇の列、なんて事もありました。

確かに、空いたゲレンデで滑るのは爽快だったし、壮大な雪山の景色も素晴らしかった記憶もあるのですが・・・吹雪のような天候でも滑っていたし・・・今、考えると、なんであんなに夢中になったのか、自分でも不思議ですね。