マーチンのフィニッシュ

昨日は、ギブソンフルアコのフィニッシュについて書きました。
ギブソンフルアコといえば、やはりジャズ向きの大人のギターといった感じなので、ブラウン・サンバーストが似合う気がします。

ここのところ、フェンダーギブソン(エピフォン含む)のフィニッシュについて書いてきました。
今日は、続けてマーチンについて書こうと思ったのですが・・・マーチンのフィニッシュといえば、特殊なモデルでなければナチュラル・フィニッシュしかない感じです。

私の所有しているマーチンもすべてナチュラル・フィニッシュなのです。
そもそも、個人的には、ギブソンのアコギの方が好きなので、マーチンはそれほど所有していないのです。

しょうがないので、並べてみて、モデルや年代によるナチュラルの違いでも見てみましょうか・・・

そういえば、マーチンの場合、ナチュラルっぽいですが・・・マホガニー材は本来の色よりも濃いめに着色していいますね。
あと、コア材も濃いめに着色しているみたいです。

何故着色しているのか?不明ですが・・・おそらくマホガニー材は、幻の材となってしまった、最高級のキューバン・マホガニーに似せているのではないでしょうか?

イメージ 2
マーチン 000-21 1944年製
未だ、エボニー指板、スロテッド・ダイヤモンド・ポジションマーク、ヘリンボーンパーフリングの時代

イメージ 3
マーチン 000-18 1952年製
指版が黒くてエボニーに見えますが、ハカランダです

イメージ 4
マーチン 0-16NY 1963年製
戦前のニューヨーカー・スタイルを再現したモデル

イメージ 1
マーチン 0-18K 1929年製
本物の戦前のモデル、着色された?コア材です

イメージ 5
マーチン R-17 1937年製
着色されたマホガニー製のピックギター