もっとも、サンバーストも、さまざまなヴァリエーションがあって、なかなか興味深いです。
オールドは、元々同じチェリーレッド・サンバーストだったのですが、経年変化でティー・バーストやダーク・サンバースト、そしてレモンドロップというように、さまざまな種類になったのは有名な話ですね。
これに対して、1968年の再生産時はゴールド・トップのみ、1974年ぐらいから登場したハムバッカー付きはブラウン・サンバーストで、1976年に生産がナッシュビル工場に移ると、ブラックやチェリーなどと共に、チェリー・サンバーストもラインナップに登場します。
例外なのは、1971年に登場したP90を搭載したスタンダード58で、ほとんどはゴールドトップなのですが、チェリー・サンバーストも存在します。
また、伝説のストリング&シングスが1975年にオーダーしたレスポールもチェリー・サンバーストだったと言われています。
そして、ヴィンテージ・ブームで1980年ぐらいから、ショップオーダーなど、様々なリイシュー・モデルが作られるようになると、サンバーストもオールドを再現して、様々なものが作られるようになります。