レスポールのカラー

先日、ストラトキャスターのカスタムカラーについて書きましたが、今日はライバルのレスポール・スタンダードについて書きます。
最近は、色々なカラーのレスポール・スタンダードもありますが、やはり、レスポール・スタンダードといえばサンバーストですね。

昔は、サンバーストとゴールド・トップ以外はほとんど存在しなかったし・・・ジョージ・ハリソンで有名なチェリー・レッドとかブラックなんていうのも存在しますが、極めてレアです。

もっとも、サンバーストも、さまざまなヴァリエーションがあって、なかなか興味深いです。
オールドは、元々同じチェリーレッド・サンバーストだったのですが、経年変化でティー・バーストやダーク・サンバースト、そしてレモンドロップというように、さまざまな種類になったのは有名な話ですね。

これに対して、1968年の再生産時はゴールド・トップのみ、1974年ぐらいから登場したハムバッカー付きはブラウン・サンバーストで、1976年に生産がナッシュビル工場に移ると、ブラックやチェリーなどと共に、チェリー・サンバーストもラインナップに登場します。

例外なのは、1971年に登場したP90を搭載したスタンダード58で、ほとんどはゴールドトップなのですが、チェリー・サンバーストも存在します。
また、伝説のストリング&シングスが1975年にオーダーしたレスポールもチェリー・サンバーストだったと言われています。

そして、ヴィンテージ・ブームで1980年ぐらいから、ショップオーダーなど、様々なリイシュー・モデルが作られるようになると、サンバーストもオールドを再現して、様々なものが作られるようになります。

イメージ 1
レスポール・スタンダード 1959年製
ティー・バーストと言われるタイプ

イメージ 2
レスポール・スタンダード 1952年製
オール・ゴールドのコンバージョンです

イメージ 3
レスポール・スタンダード 1975年製
3ピース・マホガニーネック、パンケーキ・ボディ、ABR1ブリッジ期のスタンダード

イメージ 4
レスポール スタンダード58 1972年製
チェリー・サンバーストは数が少ない

イメージ 5
レスポール スタンダード82 1981年製
このモデルは、ほとんどがナチュラル・トップ

イメージ 6
レスポール レオズ・ヴィンテージ 1982年製
かなり、オールドっぽい雰囲気のサンバースト