豊洲新市場

昨日は、NHKの地震予測についての番組ついて書きました。
予測の技術は進化しているが、未だ予測できるパターンに限界があるので、普段からの備えが重要だと思いました。

以前、築地市場の移転問題について書きましたけど・・・移転先の、豊洲の新市場の建物部分に盛り土がされていない事が判明して、大問題になっていますね。

小池知事が、移転延期を発表した時には、移転推進派の人が文句を言っていましたけど・・・こうなると、早急に移転しろとは言えなくなってしまいました。
森元首相も、東京オリンピックのために、早く移転して道路を作れとは、言えなくなってしまったみたいです。

こうなってみると、小池知事になって良かったようにも思えますが・・・小池知事がリオに行っている間に、週刊誌に取り上げられて、共産党都議会議員が問題を追及して、発覚したそうなので・・・小池知事は、あまり関与していないようです。
また、舛添前知事も、この問題については、知らなかったようで・・・・知事辞職のときの一連の問題と一緒に発覚しなくて良かったかもしれません。
湯河原に行く暇があったら、公用車で豊洲を視察しろとか・・・言われそうですものね。

報道によると、以前から建築家などにより、豊洲新市場の建物の構造がおかしいという指摘があったそうですが・・・そもそも、あの地下空間は、何かの意図があって作られたような気がしますよね。
盛り土の手を抜いたとか、配管のための空間のようには、思えません。

例によって、お役所が相手なので、真相を追求するのは、大変そうです。
溜まっている水の安全性分析や、水が浸入しないような対策もあるし・・・先の長い問題になりそうな気がします。

地震予測という面からみても、元々地盤がしっかりしていないで、液状化現象の恐れがあるところだし・・・盛り土だったところを空間にしてしまって、耐震性に問題が無いのか、気になりますね。