地震予測

昨日のNHKスペシャルはMEGACRISISの第2集となる地震予測についての番組でした。
番組を視ながらメモっていたのですが・・・ファイルの保存に失敗していたので、記憶を頼りに書いています。

現在、地震の予測へのアプローチは2種あるそうです。

一つ目は、地震の起きるメカニズムに注目したのです。
例えば、地震の火種といわれるもので・・・・キーとなる地震が起きた後、断層に歪みが生じて、周辺で細かな地震が頻発するようになり・・・小さな火種が燃え上がるように、大きな地震が起きるというものです。
で、この火種がある場所を探せば、近い将来、地震が起きる可能性があるのですが・・・もちろん、火種がそのまま消えてしまう様に、細かな地震が収束してしまう事もあるそうです。

他にも、プレート型地震の予測として、海底に埋め込んだ動きセンサーで、スロー・スリップと言われる、ゆっくりとしたすべりの動きを測定して、プレートの動きから、地震の発生を予測するという取り組みがあります。

もう一方のアプローチは、地震が起きるメカニズムは判らなくても、過去のパターンから将来の地震を予測するというアプローチです。
人体に感じられないような地震までデータを収集し、ビッグデータのように統計学的なアプローチから分析して、地震の発生を予測します。
この方法では、めったに起きないような地震の予測は、難しいそうです。

現在、予測のできる事できない事も併せて、一般に公表し、地震対策に役立てたいという事で・・・
番組では、将来、地震予測は、天気予報のようになるのでは?と、話していましt。

でも、天気ならその日の予報とかできるので・・・・雨が降りそうだから、傘を持って行こう、とか・・・台風が来るから、外出を避けよう、なんて出来るのですが・・・地震では、数か月とか数週間・・・もっと長期の予報になるので、今日、地震が来るから外出しない、なんて事は無理な気がします。

地震の発生が、もし長期で予想されたら、引っ越しするなんて無理だし・・・防災グッズや食料を用意したり、家具の転倒防止、連絡方法や避難経路の確認などで備える・・・・ていうか、これは、予想が出なくても、普段からやっておくべき事ですよね。
地震予想が出たら、それをどう活かすかまで、考慮するべきですよね。