昨日、築地市場の移転時期が迫っているので、移転を見直すのは難しいと書いたのですが・・・
今日のニュースによると、小池都知事は延期する方針を固めたということです。
明日に予定されている、記者会見を見ないと判りませんけど・・・やはり、移転先の環境調査結果が出て安全宣言する前に、新市場を開場する事を問題視したようです。
年末始は、市場が忙しいことから、2月以降に延期される見込みだという事です。
この間、誰も使わない新市場を維持するのにかかる費用とか・・・築地仕様の跡地の地下には、都道環状２号線が通る予定ですが、開通が東京オリンピックに間に合わない恐れがあり、オリンピック会場へのアクセスに大きな影響がでるとかいう問題があるため、延期は困難だと思っていたので、ちょっとびっくりです。
あえて、小池都知事が延期を決断した一つの要因には、これまでのような、いい加減な仕事の進め方は許さない、というアピールもあったのではないでしょうか？
昨日も書きましたが、当初ずさんな計画をたてて、計画ありきで進めて、後から見直しをしない、という、お役所仕事に対する警告のような気がします。
はたして、これから東京都の仕事の進め方は変わるのでしょうか？
ところで、ニュースなどでは移転賛成や移転反対派が取り上げられていますけど・・・普通に、築地市場で、移転の準備をしていた人達にとっては、振り回されて、いい迷惑だと思います。
そういえば、そもそも築地市場の老朽化が発端だったのですが・・・今日のような台風なんかだと、雨漏りが激しいという話も・・・・延期する間に、大雨が無ければ良いですね。
