パソコン所有率

これまで何回も書いたように、若者のギター離れが進んでいるようです。
ギターに限らず、若者の自動車離れも進んでいるとか、私の若いころとは時代が変わったと感じます。

そんななか、若者のパソコン離れも進んでいるというニュースが入ってきました。
確かに、スマホの普及は認識していたのですが・・・フューチャー・スクールのような子供向けのパソコン教育が進められているので、ちょっと驚きですね。
先進的な取り組みをしているという、大人の考えなんかより、時代の変化は早いみたいです。

なんでも、内閣府の若者の意識調査によると、パソコンの所有率は約30%だそうです。
大学生だったら、論なんかを書くときには、けっこう必要だとおもうのですが・・・学部によっては、そんな事ないのでしょうか?
・・・で、社会人になって、実務でパソコンが必要になると、一生懸命勉強するそうです。
やはり、オフィスの風景では、パソコンがズラッと並んでいるのが、未だ普通のようだし・・・就活するんだったら、標準的なソフトは使えるようになっていた方が良いと思います。

そういえば、SE等の間では、ユーザー企業のIT担当者が、単に若いというだけで命じられただけのような、コンピュータ音痴が増えて、困っているという話が出ています。

もちろん、専門的な分野の業務では、詳しい若者も多いのですが・・・普通の業界でも、コンピュータに詳しい若手が増えてもらいたいと思います。
セキュリティの問題は深刻さを増しているなか・・・こんな状況で大丈夫なのでしょうか?

思えば、私の若いころは、パソコンの仕組みなんて、ある程度判っていので、大抵の人は、普通にメモリの交換なんてやっていたし、パソコンを組み立ててしまう奴も多かったのですが・・・パーツの小型・高性能化に伴い、今は、よほどのマニアとか専門的に勉強した人以外には、ブラック・ボックス化してしまったような気がします。

そういえば、サーバーとかも、クラウドや仮想化のおかげで、ストレートに判りにくくなってしまったような気がします。
こんな状況では、興味を持つ若者が減ったのも、仕方ないのでしょうか?