ご存知のように、イギリスの国民投票の結果、EU離脱となる事が決まりました。
接戦が伝えられていましたが、最終的には、残留するだろうと予想していたので、驚きました。
今にして思えば、伊勢志摩サミットの時に、安倍首相がリーマンショック前の状況と言っていた事は、当たってしまったのですね。
よくぞ消費税増税を延期しました、といった感じでしょうか?
マイナス金利までやってしまったので、もう出す手が無くなってしまったのではないでしょうか?
そして、アメリカ大統領選では、同じ移民排斥派のトランプ候補に流れが向ってしまうような気もします。
まさに、世界的な大変革になりそうな気配です。
そこには、アサド政権を支援するロシア等に対して、反政府勢力を支援するアメリカ等の大国の思惑が、ISに付け込まれる要因となっていました。
こんな風に考えてみると、難民やシリアの一般市民の苦しみに真剣に向き合わない、大国の自国の利益を追求する姿勢が、ぐるっと回って、大国を含めた世界経済に大打撃を与えるような感じがします。