スナップ写真

ここのところ、皇居の乾通、九段、千鳥ヶ淵井の頭公園などの桜の様子を紹介してきました。
何枚か写真をアップをしたのですが・・・私なりの写真の撮影方法を紹介します。

もちろん、素人なので、そんなに参考にならないと思いますが・・・以前、ビデオの仕事とかしていたので、ちょっとした拘りがあるのです。

実は、携帯のカメラでカシャカシャと撮っているだけで、大した工夫をしている訳ではありません。
いいなぁ!と思ったら、画角とか考えずに、すぐ撮るのです。

記念写真とか芸術作品を撮るのでなければ、こちらの方が不自然さが無くてライブ感があるスナップ写真になることが多いのです。

もちろん、ズームは使わずに、後からパソコンで画像を切り取って(トリミングして)います。
光学式ズームと違って、デジタルズームの場合、カメラの機能でその部分を拡大しているだけなので、画素数が粗くなってしまうため、トリミングした画像を拡大しているのと同じようなものなのです。
一応、デジタルズームの場合、補正機能もあるようなのですが、少ない情報量を増やせるわけではありません。

それに、ズームを使わないでワイドに撮ると、後からあれこれフレームを考え直す事もできるし、端の方に思いもよらなかった物が写りこんでいたりすることもあります。

ちなみに、光学式ズームの場合も、物理的に近くに寄れる場合には、近寄って撮影して、ズームは使いません。
ズームで寄った場合には、周囲の物との距離感が出なくて、立体感の無い絵になってしまうからです。

そういえば、カメラの機能で画素数に拘る人が多いですが・・・必ずしも画素数が多いほど良いという訳でもないいようです。
なんでも、小さなパーツに細かな受光素子を並べようとすると、一つ一つの受光素子の性能は却って落ちるという事があるそうです。

それよりも、レンズが明るくて大きい方が、重要だと思います。
例えば、影の部分なんかで、グレーの階調が沢山あるような時、小さくて暗いレンズだと、ベタの黒になってしまいます。
このような場合、レンズを通った時に階調の情報が失われてしまうので、いかに電子回路が良くても元の絵に無い情報は再現することはできないのです。

ここいらへんは、上記のデジタルズームで拡大した場合と似ていますね。