先日、核安全保障サミットがワシントンで開かれましたが・・・それに合わせて、日米両政府が核テロ阻止にむけて共同声明を発表しました。
そして、日本が保有する高濃縮ウラン等の一部を米国に輸送して、処理することになったそうです。
記憶にあるのは、渋谷の駅前あたりで、確かグリーンピースかなんかの団体が「ただいま核廃棄物輸送中」というプラカードを掲げてアピールしている中、渋谷の南口の首都高を核廃棄物を積んだトラックが通りすぎていた映像です。
その時は、もし地震とか大規模な交通事故があったら、渋谷近辺に核物質が巻き散らかされる可能性がある、と言っていました。
ちなみに、通常、核廃棄物等の輸送のルートや時期は公表されないそうで・・・どこで、グリーンピース(?)がその情報を入手したのかは不明です。
たぶんグリーンピース(?)が入手できたなら、テロ組織もその情報を入手できるのではないでしょうか?
原爆ほどではないにしても、核廃棄物でも兵器として利用価値はあります。
これから、原発の再稼働とかされるようになったら、再び核廃棄物の輸送も行われるようになると思うと、ちょっと心配です。
そういえば、その話を知った時に、輸送のルートや時期が公表されていないという事は、高速道路で目の前を走っているトラックが核廃棄物を積んでいる可能性もあるので、それはそれで怖いと思いました。
むしろ、厳重に警戒して輸送した方が、良いような気もします。
なんか、集団的自衛権とかよりも、国内の核物質のような、いままで無防備なところをちゃんと守る方が重要なのではないでしょうか?