続・就活の思い出

昨日は、はるか昔に、入社試験を受けて、落ちたときの思い出を書きました。
面接官に上手くあしらわれたのですが・・・今にして思えば、無理して繕ったりしなくて、良かったと思っています。

実は、他にも落ちた会社があります。
それは、小さなラジオ局で・・・マスコミって、ちょっと興味があったのです。
ひょっとすると、有名人に会えたりするかもしれない・・・なんて、気持ちも少しありました。

もちろん、理工系の学生だったので、技術者としての募集に対してでした。
募集要項には、若干名と書かれてあって、受かったらみっけもん位の軽い気持ちだったし・・・周囲からも、絶対受からないと言われていました。

で、入社試験の会場に行ったら、100人近い希望者が来ていて、びっくりしたのです。
たぶん、私と同じような考えの学生が、沢山いたのだと思いますが・・・その時は、これは、ダメだと思いました。

ところが、何故か最終の面接試験にまで残ってしまったのです。
確か、最終試験に残ったのは4~5人だったと思います。

当然ながら、興味本位で受けただけで、まともな志望動機とか無かったので、面接はボロボロで、案の定、落ちてしまいました。
まぁ、当然と言えば当然ですね。
でも、最終試験の受験者には、局内の案内をしてくれて、それも設備の詳しい説明等もあったので、良い経験になりました。

後に聞いた話だと、合格したのはたったの1名、それも一級無線通信士の資格を持っていたそうで・・・もし、面接が出来ても、私が受かるわけはありませんでした。

ところで、その会社の一次試験はマークシートだったのですが・・・どうも、市販の物だったようで、後に、私が受けた本命の会社の入社試験でも、同じ形式のマークシートで、半分ぐらいは見た事がある問題でした。

昨日は、あまり気が無かったの受けたなんて、企業に対して失礼だったと書きましたが・・・この会社の場合、興味本位だったのに、受けて良かった入社試験でした。