ママたちが非常事態!?2

昨日のNHKスペシャルは「ママたちが非常事態!?2 ~母とイクメンの最新科学」というもので・・・1月に放送された「ママたちが非常事態!?」の続編でした。
前回は、それほど興味がなかっのでぼんやり見ていたのですが・・・結構、面白かったので、今回は期待して拝見しました。

どうやら、前回の放送の反響が多かったので、急遽制作されたみたいな感じ・・・やはり、前回に比べると、まとまりが今一つといった感じでした。

前回の放送では、赤ちゃんが夜泣きをするのは、母の胎内にいた頃、母体に負担をかけないように、母が就寝中に活動するようになった、という説明だったのですが・・・今回は、何故か、赤ちゃんは、未だ昼夜の感覚ができていないから、どだけの説明でした。

これは、番組の前半の主題である、大抵の動物は、生まれた時、成体と同じ大きさの脳を持っているが・・・・人間の赤ちゃんは大人に比べて脳が三分の一程度で未発達だ、という事を強調するためだったのかもしれません。

生まれてすぐには、人見知り泣きはしないのに、しばらくすると人見知り泣きをするようになるのは、脳が発達して母親以外にも興味を持つようになるからだそうです。
しかし、本来、動物は、相手の目を見つめるときは威嚇するときなので、その本能から恐怖を感じて泣いてしまうそうです。
それが、前頭前野が発達して、人間らしく、相手の目を見て感情が理解できるようになると、人見知り泣きをしなくなるそうです。

で、人見知りの赤ちゃんに接する時には、目を見ないで、お母さんと仲良くしている姿を見せて、この人は大丈夫だと思わせることが大事だそうです。

気になったのは、赤ちゃんがカメラマンを見て、泣きだす事・・・・普通、カメラマンはファインダーに集中しているので、赤ちゃんの目をのぞき込んだりしないと思うのですが・・・もし、レンズ越しに視線を感じているとしたら、それはそれで、大人顔負けの能力だと思います。

また、イヤイヤをするようになるのは、欲求衝動に対して、前頭前野による抑制機能が発達していないからだそうです。
なんでも、ダメと言って、無理やり我慢させると抑制機能は発達しないそうで・・・ゲームとかで自分から我慢するようにさせると良いそうです。
そもそも、前頭前野の能力は、今我慢すれば良い事がある、というように、未来の計画に対して予測をたてられるようになる、というものだそうです。

とすると、私のような、せっかちで結果を早く知りたがるとか、衝動買いをする、といった性格は、前頭前野が未発達なのでしょうか?
ちなみに、前頭前野って、人を人らしくしている部分で、賢い人は、ここが発達しているとか・・・うーむ

番組の後半は、主題が変わって、サブタイトルにあるように、イクメン男性の脳の変化についてだったのですけど・・・こちらも興味深い内容でしたが、長くなりそうなので、つづきは明日にでも書きます。