ママたちが非常事態!?2(つづき)

昨日は、一昨日に放映されたNHKスペシャルの「ママたちが非常事態!?2 ~母とイクメンの最新科学」について書きました。
今日も、その番組について書きます。

番組の後半は、イクメンの脳の変化について、取り上げていました。

前回の1月に放映された「ママたちが非常事態」で、そもそも、人間という動物は、共同養育をするように出来ているので・・・現在のように、母親が一人だけで子育てをしようとすると不安感に襲われる、という事が述べられていました。
そういう意味でも、核家族となった現在では、夫の育児参加が重要となっているようです。

しかし、いかに育児に熱心な父親でも、母親とは脳の働きが異なっているそうです。
番組では、育児に熱しな父親と母親が昼食を食べている様子を撮影したところ・・・・赤ん坊が泣きだすと母親はすぐに反応するのですが、父親は食べることに集中していて泣き声に気づきませんでした。

なんでも、母親は、出産したときから、自分の子供の泣いた写真を見せられただけで、脳が反応するようになるそうです。
そのため、自分が子供に集中しているのに、夫は気づかないことに、イライラ感を覚えてしまうみたいです。

もっとも、育児をすることで、男性の脳にも変化が現れるようです。
それは、愛情のホルモンといわれるオキシトシンの分泌が増えるということで・・・面白い事に、父親のオキシトシンが増えると、赤ちゃんの方もオキシトシンが増えて、両者が仲良くなるそうです。

さらに、男性は、オキシトシンが増えた場合に、魅力的な独身女性を遠ざけるようになって、家族中心の性格に変わるようです。

そういえば、育児休暇を主張していたのに、不倫して辞めた議員がいましたけど・・・今は、育児をして、魅力的な独身女性を遠ざけるようになったのでしょうか?

ちなみに、オキシトシンは脳の疲れを癒してくれるそうです。
そのほかにも、不安を取り除いたり、感染予防になったりするとか・・・反面、他者を信じやすくなって、騙されやすくなったりもするそうです。

そして、オキシトシンは、育児だけでなく、抱負など男女の肌が触れ合う時にも増えるそうですが・・・料理を作ってあげるとか、他人の世話をやく事でも増えるみたいです。

私は、母の介護をしていて、料理も作ってあげているのですが・・・好き嫌いがあって、それも日によって異なったりして、なかなか食べさせるのが大変なのですけど・・・やっぱり、オキシトシンが増えているのでしょうか?
ひょっとしたら、情けは人の為ならずみたいな感じで、自分のためにもなっているのかもしれませんね。