昨日は、エリック・クラプトンの映画「12小節の人生」について書きました。
貴重な記録映像が見れるというだけでなく、クラプトンの苦悩について深く描かれて、内容的にも濃い出来栄えとなっています。
例えば、「特定の物への強いこだわり」とか「コミュニケーションが苦手」なんていうところが当てはまります。
もっとも、これらは、いわゆる天才と言われるような人達に多くみられる点ですね。
そういえば、番組でも、ADHDの小島慶子さんが、どこに身を置いているかで変わってくると言っていたように・・・ありきたりの人々の生活では、単なる変わり者や落ちこぼれと見られて、苦しい思いをしても・・・発達障害の人は、その人の特性にあった職業なんかでは自由で生き生きと活躍し、素晴らしい業績を残す事が多いようです。
そういえば、「所さん!大変ですよ」でも・・・伝統工芸や絵画・版画なんかで、才能を発揮する発達障害の人を取り上げていましたっけ。
もっとも、番組で千原ジュニアさんが話していたように、発達障害の症状は、多かれ少なかれ誰にでもあるようで・・・発達障害かどうかは紙一重とかもありそう・・・・あるいは、変わった奴だと思っていたら、調べてみたら発達障害だったなんて事もありそうです。
ひょっとしたら、過去、素晴らしい功績を残した人物を調べて見たら、ほとんどが発達障害だったりして・・・文明を創り上げて来たのが、そういう人達だとしたら・・・むしろ、普通に生活している平凡な人間の方がダメなのかもしれません。
少なくとも、変わった奴だなんて馬鹿にしたりせず、個性を尊重してあげなくてはいけないと思いました。