認知症のサイン

昨日は、京大の本庶佑特別教授がノーベル医学生理学賞の賞金を京大に寄付した事について書きました。
国威発揚なんかで、オリンピックのメダル数を増やすため、スポーツに支援するのも良いですが・・・世界の人のためになる基礎研究の補助金が減る現状には、疑問を抱きます。

ところで、医学といえば、昨日のテレ朝の「たけしの家庭の医学」では、IPS細胞の発見に匹敵するともいわれる・・・健康長寿物質AIMを発見した東京大学の宮崎教授が登場していました。
猫の臨床実験では、直接投与して効果があったようですが・・・人間の場合は、食物によりAIMを増やす事が可能だそうです。
その食物は・・・健康に良いといわれるDHA・・・そう青魚を食べた方が良いそうなのですが・・・さらに、一緒にレモンのようなビタミンCを摂ると良いそうです。
こうなると・・・やっぱり、この時期、サンマにスダチでしょうか?

続いて、番組で取り上げられたのが・・・新たに明らかになった認知症のサインです。
それが、食後に起きる強い眠気だそうです・・・実は、私も最近、食後に眠気を覚える事が増えています。
時には、パソコンを見ているうちに、気が付いたらヨダレを垂らして居眠りしていたなんて事も・・・これはヤバイです。

なんでも、強い眠気を感じるのは、食後低血圧と呼ばれる症状で・・・胃に血液が集まり、脳に流れる血液が減ってしまうからだそうです。
誰でも食後に脳の血流が減るそうですが・・・歳をとると、動脈硬化などで血圧が下がり・・・とくに脳の血流が減ってしまい易いそうです。
で、アルツハイマー認知症の原因となるアミロイドβを、血流が減ると排出できなくなってしまい、脳に溜まりやすくなってしまうのだとか。

以前、血糖値スパイクでも言われていましたが・・・食後低血圧を防止するには、よく噛んで食べる事だそうで・・・確かに、私は食べるのが早い方なので、注意しなければいけないですね。
そういえば、今日のNHKためしてガッテン」で、血糖値の変動を抑えるために・・・ゆっくりとしたスクワットみたいな運動をして桃色筋肉を増やすと良いと言っていましたが・・・あのポーズも試してみようかな?なんて思ってしまいました。