善玉コレステロール

今日のNHKためしてガッテンは「コレステロールの救世主!血管を掃除する秘策SP」でした。
毎回、健康診断でコレステロール値が高いと言われて気にしていたので、興味を持って視ました。

なんでも、これまでの善玉コレステロール(HDL)の値が高ければ良いという常識は間違っていたというので、驚きました。

そもそも、悪玉コレステロール(LDL)は体の隅々まで、細胞を作る材料を運ぶ役割をしているのですが・・・数が増えすぎると、血管中にプラークを堆積させてしまうそうです。
このプラークが血流を妨げ脳梗塞等を引き起こすのですが・・・これを吸う(回収する)のが善玉コレステロールなのだそうです。

しかし、最近の研究で・・・・善玉コレステロールの中には、吸う力がほとんど無いものが存在している事が判りました。
つまり、善玉コレステロールの量が多くても、吸う力の無い物ばかりだと、量が少ないのと同じなのです。
それで、善玉コレステロールの吸う力が強い人は、脳梗塞の発症リスクが、吸う力が弱い人の6割も減るそうです。
また、番組で調査したら約4割の人が、この吸う力の無い人だという事が判明しました。

現在、善玉コレステロールの吸う力は、特殊な研究機関でなければ、測定する事はできないそうですが・・・食べ物によって、吸う力を高める事が可能だそうです。
それは、EPA・・・つまり青魚を食べれば良いとか・・・
う~ん、先日、老眼には、鮭とごま油だと言っていたのに、今度は青魚か?・・・という事で、ちょっと、やる気が削がれました。
もっとも、週1~2回ぐらいは、青魚を食べているので、これ以上、無理して食べなくても良いかもしれません。

ちなみに、ナッツ類や緑茶、ウォーキングなんかも善玉コレステロールの吸う力を高めるそうです。
ナッツ類はあまり食べませんけど・・・朝、仏壇にお茶をお供えするついでに、緑茶を飲んでいるし・・・通勤時には前の駅で降りて歩いているので・・・それで充分な気もします。