イースター・エッグ

買い物の途中で、教会の前を通ったら、明日(27日)がイースター(復活祭)と書いてありました。
調べてみたら、春分後の満月を過ぎた日曜日がイースターだそうです。

イースターで思い浮かべるのが、イースター・エッグです。

なんでも、キリストが復活するなんて赤い玉子のようにありえない、と言われた事に由来するようです。
で、イースターには赤く染めた玉子をプレゼントするようになったのですが・・・後には、卵の形をしたお菓子とかをプレゼントするようになったとか。

有名なのは、ロシアのロマノフ王朝でプレゼントしあった玉子の形の宝飾品・・・とても素晴らしいお宝達ですが、国民から搾取していた象徴と考えると、信心深い行いによるとは思えないですね。
革命が起きてしまうのも、判る気がします。

ところで、イースターのお祭り等で、隠された玉子を探すイベントから・・・コンピュータのソフトで、秘密のコマンドなんかで見れる画面とかもイースター・エッグと呼ばれるようになったそうです。

もともとは、ソフトの制作者のクレジットなんかを表示するものだったのですけど・・・後には、ゲーム等が隠されているなんていう凄い物も現れます。
有名なものだと、アンドロイドの端末情報で、アンドロイドのバージョンを連打するとか、Googleの検索で「tilt」等の言葉を検索するなんていうのがあります。

もっとも、昔は、ビジネス・ソフトなんかでも、色々なイースター・エッグがあったのですが・・・セキュリティ・ホールになりやすいため、最近ではあまり見かけなくなりました。
昔のExcelには、フライト・シミュレーターとか、レーシング・ゲームなんていうものが隠されていて、仕事の合間に隠れて遊んだものです。

個人的には、こういう遊び心のある文化には、キリストみたいに復活して貰いたいものです。
セキュリティ・ホールがあるとしても、イースター・エッグを攻撃するなんて、罰当たりだし・・・悪意のあるハッカーでも、実利を優先せず、攻撃する事をやめてくれないかなぁ・・・