自動運転

昨日のNHKスペシャルは「自動運転革命」というタイトルでした。
世界中で開発が進められている、自動運転車についての話で、なかなか興味深かったです。

なんでも、自動運転車は20年後に、年間3,000万台生産されるという予測があるそうで・・・全世界の自動車メーカーは、いち早くシェアを奪おうと、開発を進めているそうです。
その結果、乗り遅れたメーカーは生き残れない可能性が高いとか。

現在、衝突回避システムを搭載した車が増えてきていますけど・・・進化が早いため、今後、車の買い替えを検討する時には、洗濯を誤ると、あっという間に陳腐化してしまう可能性が高いですね。

なんでも、自動運転システムには、
 level1:ハンドルアクセルブレーキのいずれかを自動で操作
 level2:複数の操作を自動で行う
 level3:全ての操作を車が自動で行う
 level4:ドライバーが不要
の4つがあるそうで・・・衝突回避システムは、level1に該当するそうです。

開発をリードしているのは、ドイツで、国の産業政策の柱となっているとか・・・ベンツが市場に投入した車は、level2で、高速道路では自動運転ができるそうです。

しかし、自動車メーカーがlevel1から2、3、4へと段階的に開発を進めているのに対して、一気にlevel4を目指しているのが、Googleだそうです。
Googleは、ビッグデータディープラーニングによるAI技術を活用させて、予測能力を備えたソフトを開発しているとか・・・・そして、Googleの狙いは、自動運転のメーカーになる事ではなくて、自動運転システムのプロバイダーを目指しているとか・・・・つまり、スマホにおけるアンドロイドのように、世界中の自動車メーカーで生産される車に、ソフトを供給するのが狙いだそうです。

しかし、日本国内でも、土地柄によって、運転マナーに差があるように、国によって、運転マナーは結構、差があるし・・・標識なんかも変わるし・・・世界標準ソフトを作るのは、結構、大半なような気がします。
アメリカの道路なんかだと、予測が簡単そうですけど・・・日本の、好き勝手な行動をとるおばちゃんで一杯の商店街を走行するのは、大きな違いがあると思います。

あと、運転する楽しみが無くなってしまうと、さらなる若者の自動車離れが進みそうな気もします。
私のような歳になると、運転がおぼつかなくなってきているので、自動運転は有難いので・・・高齢化社会には向いていると思うのですけど・・・