フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド

先日、清原容疑者の釈放について書いたときに、警視庁の向かいの法務省側の歩道が、報道陣の脚立で一杯だったという事を書きました。

先ほど、テレビを見ていたら、今週の出来事でその時の様子を取り上げていて・・・
警視庁の地下駐車場から出てくるときに、車が坂道を上がってくる様子を収めようとすると、向かい側の歩道からでは、脚立に乗って高い位置にカメラを備え付けなければならい、と話していました。
なかには、3メートル以上の脚立を用意したカメラマンもいたそうです。

そのブログでは、ブルース・スプリングスティーンの名曲「明日なき暴走」についてもふれましたが・・・その中で、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドのカバーの方がアップデートでパワフルだと書きました。

今では、話題にのぼる事も少ないですが・・・フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドって、当時はセンセーショナルなデビューで話題となりました。
何しろ、デビュー・アルバムがいきなり2枚組で、メンバーはハード・ゲイだとか・・・大ヒットしたデビュー曲の「リラックス」は危ない内容で放送禁止でした。

ちなみに、プロデュースしたのが「ラジオ・スターの悲劇」のバグルスや「ロンリーハート」で復活したイエスで有名なトレヴァー・ホーンでした。
しかし、メンバーがトレヴァー・ホーンの繰り人形と言われることを嫌ったとかで、2作目の「リヴァプール」はトレヴァー・ホーンのプロデュースでなくなり、そのためか不発に終わってしまったうえに、バンドは空中分解してしまいました。
結構、良いバンドだったのに、一発屋で終わってしまったのが残念です。

そんな事を思いながら、レコード棚を調べてみたら「BANG!」というデビューアルバム収録曲の別ヴァージョンを収録した日本独占販売のアルバムを見つけました。
サブタイトルに「もうひとつのフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド」と書かれています。
こんなのがあったんだ、と思って、ネットで調べてみたら、同じ「BANG!」というタイトルの後年発売されたベスト・アルバムばかりが見つかります。
ひょっとしたら、ちょっと珍しいアルバムなのでしょうか?