親子共倒れのおそれ

昨日は、NHKの、「親子共倒れを防げ」という特集について書きました。
今日、改めて考えてみて、ちょっと続きを書きます。

私の場合、特にお金に困っているという訳ではないので、親子同居により生活費に困窮するような事態になる事については、深刻に受け止めなくても良い感じです。
もちろん、世の中、何があるかは分からないので、備えておくに越したことはないと思うのですが、必要以上に悩んでもしょうがないと思っています。

それよりも、自分が病気とか事故にあったりしたら、と考えてしまいました。

昨日紹介した私の叔父の場合も、息子二人が病気になってしまったのです。
叔父は、老後は子供に面倒を見てもらおうと思っていたけど、老後も子供の面倒をみているよ。と言っていました。

NHKの番組の中でも、1月に岩手県であった事例で、息子が病死したため、寝たきりの母親が凍死した、という痛ましい話を紹介していました。
息子さんは介護のために仕事を辞めていたので、生活費に困窮していて、体調が悪くても病院へ行かなかったそうです。

もちろん、私の場合はお金のために病院へ行けない事はありませんが、突然の病気とか事故には注意しなければいけないと思います。

そういえば、職場の若い人に多いのですが、朝起きたら体調が悪いから、という理由で突発休を取ることがあります。
もちろん、悪い事ではありません。
私も、以前は、朝起きたら具合が悪くて、仕事を休むことがありました。
でも、いつのまにか、そういう突発休をとることは無くなってしまいました。

介護とか、家の雑用で有休を使ってしまう事が多いから、ちょっとの事で休めないということもあるのですが・・
朝起きたとき体調が悪くても、家事や介護を休むことはできません。
認知症の母には、体調が悪いなんて言っても通じませんし・・・
無理をして起きて、朝食の支度をして、母の着替えやオムツの交換をして、洗濯をして・・・なんてやっているうちに、体調が悪かったことを忘れてしまい、そのまま出社してしまうことが多いです。
仕事をしていて調子がでなくて、そういえば、朝、具合が悪かったんだと、思い出したりして・・・
もちろん、そんなにひどく体調が悪くないからなのですけど・・・風邪とかひいていても、全然静養しないので、いつまでたっても治らない事が多いです。

今のところ私は健康なので、あまり気にしていませんでしたが・・・
風邪を悪化させて何日も寝込んでしまったりすると、母の面倒もみれなくなってしまいます。
自分の健康についても、もうちょっと注意していかなければいけないと思いました。