昨日は、アーチトップ・ギターについて書きました。
しかし、当時は今より良い材を使っているし、長い年月でネックも安定しているので、現在、演奏に支障がないようであれば、心配する必要はありません。
ちなみに、どのようなブランドがあるかというと、主なところでは、Ambasaddor、Capital、Cromwell、Kalamazoo、Masson、Recording King等があります。
これらの、戦前のバジェット・ブランドのギターはかなり安く手に入ります。
いつも書いていますが、良いギター特有の魂が宿っているような感触が、気軽に感じられるので、興味がある方は試してみてください。
Recording King M5
Recording Kingの高級機、チェッカー・バインディングと豪華なインレイが印象的です。
削りだしトップ、削りだしバックでギブソンの高級機種と同等です。
Recording Kingのバック
もちろん、トラ杢のハードメイプル
Cromwell G4
Cromwellの普及機、ポジションマークが印象的ですが、それ以外はシンプルな装飾です。
プレスのスプルース・トップ、バックもマホガニーのプレスでアーチを作っています。
ギブソンよりチープな作りですが、音は結構良いです。