子供の人道支援

昨日は、ナショナルトラスト運動について書きました。
そのなかで、特にどこかの地方というこだわりが無いから、中央組織的な日本ナショナルトラスト協会の会員となっていると書きました。
 
これは、人道支援NGOに関しても同じことがいえます。
里親のような形で特定の子供を支援するNGOもあるのですが、私はどんな子供達でも良いから支援してもらいたいと思っています。(もちろん、里親のような形での支援も素晴らしい活動だと思っています)
 
以前も書きましたが、
世界には、幼い子供が住み込みで学校にも通えず月5千円の給料のために働いている。とか聞いてしまうと、助けてあげたいと思います。
それらの子供の中には優秀な子もいて、ちゃんと教育を受ければ将来ノーベル賞を受賞するような子もいるかもしれません。
もちろん、日本人がノーベル賞を受賞すれば嬉しいし、その人たちの努力は素晴らしいものと思います。
でも、ほとんどの日本人は恵まれていることも忘れてはいけないと思います。
日本のノーベル賞受賞者が何人とかを誇るだけでなく、世界の多くの国ではノーベル賞をとれるだけの環境がないのです。
 
また、スポーツの世界でも同じようなことが言えます。
世界では、スポーツができるような環境にあるのは、お金持ちや軍隊・警察だけなんていう国があるのです。
日本のように子供のころからスポーツができて、施設や用具がある国は限られているのです。
(特にウィンタースポーツはできる国が限られています)
 
よく、最近の日本の女子アスリートは元気がある。男子はいまひとつだ。なんて言います。
これも、まだ世界では女の子がスポーツをやるような環境が少ないからです。
そして、男の子がスポーツをできる国が徐々に増えてきているから、そのように見えるのです。
 
オリンピックでの日本のメダル数なんかも増えれば嬉しいし、もちろん獲得したアスリートの努力も素晴らしいと思いますが・・・
本当は、世界中のアスリートが幼少期から同じ条件で育った上で、競技をするべきだと思っています。
 
だから、世界中の子供が学校に行けないとかスポーツができないなんてことが無いように支援したいなぁと思います。
 
また、僅かな支援しかしていないのに、偉そうなことを言ってしまいました。