被災予測

昨日は、ヴィンテージ・ギターのタマ数が少ないという事を書きました。

テレビのニュース等を視ていて、東日本大震災から10年という事もあり、それについても何か書いておこうと思いました。

 

新型コロナの感染についても、気の緩みが指摘されていますが、あらためて考えると、私は震災についても記憶が薄れ気が緩んでいます。

もっとも、新型コロナでのステイホームの影響もあり、水や食料品はある程度備蓄しているし、車がプラグイン・ハイブリッドなので、停電になっても数日は大丈夫です。

だから、面倒を見る母がいなくなったし、男一人ならなんとかなるのではないか?と思っています。

一方、家の中は整理していないので、地震があったら棚や荷物が崩れて危険な感じで、心配です。

 

ところで、被災地では、防潮堤や土地のかさ上げ等でどの程度の高さにすれば良いかの議論があるようです。

東日本大震災では、防潮堤があるから大丈夫だと考えて逃げなかった人も多かったといので、想定外の高さの津波が押し寄せたという行政に対して、そもそも想定が甘かったという非難もあるようです。

 

じゃあ、どの高さにしたら良いのか?なんて言っても、絶対安全な高さなんてないもので・・・要は確率の問題ですね。

例えば、大きな隕石の落下で津波が発生したなんて事も想定しようと思えばできるし・・・太古にユカタン半島に落下した隕石で恐竜が絶滅したなんていう学説もあり、最悪人類絶命なんて事も考えられて、こうなると防ぎようがないですね。

 

そういえば、隕石の落下といえば、アニメ映画「君の名は」を連想しますが、あれは、予知で被害を防げた話でした。

地震と違って、隕石や津波も、ある程度被害予測が可能に思えます。

 

東日本大震災では、気象庁の発表した津波注意報の予想潮位が低かったので逃げなかった人も多かったようです。

高い防潮堤を作るよりも前に、潮位測定装置を沿岸にもっと沢山配置して津波の高さを正確に予測するシステムを作れば、自分のいる場所が危険だから避難しようと判るので、被災者が減るように思えます。

 

津波予測でなく、防潮堤とか土地のかさ上げなんて話にすぐなるのは、行政に対してゼネコンの影響が大きいからなのかもしれない、なんて疑ってしまいます。