サバクトビバッタ被害

先週は我慢の3連休とか言っていたのに、新型コロナの感染が拡大して、我慢の3週間になってしまい・・今日から東京都も時短営業要請になりました。

ニュースによると、飲食店は12月が書き入れ時なので、要請に従わないお店もチラホラあるとか・・・

 

冬場の感染拡大について、以前から指摘されていたのに、行政だけでなく、お店など庶民側も準備を怠っていたような印象を受けてしまいます。

感染者が増えた理由で、緩みを指摘する人が多いですが・・・準備が足りないというのも緩みが原因という気がします。

前回も書きましたが、インフルエンザと同様な感染を想定すると、ピークは1月頃になると思われるので、今後が心配です。

 

さて、今日のTBSの報道特集では、アフリカにおけるサバクトビバッタの大量発生被害を取り上げていました。

農産物が全て食べつくされてしまい、飢餓が広がっているとか・・・新型コロナ被害もあり、かなり悲惨な状況のようです。

飲食店の時短要請ぐらいで大騒ぎしている日本は恵まれていると思ってしまいました。

 

原因は地球温暖化だそうで、バッタの被害はアジアでも広がっていいます。

アフリカやアジアの人口増加について、かつては貧しい処では、娯楽が無いから子作りに励んでしまうからなんて言われていましたが・・・実態は衛生面や食糧事情の改善で、出生率の増加というよりも寿命が延びたのが原因でした。

私には、温暖化だけではなく、耕作地が増えた事もバッタ被害の拡大の原因だと考えられます。

そして、増えた耕作地がバッタに食べつくされたから、増えた人口にいきわたる食料が無くなってしまったのですね。

バッタ被害はエジプト文明の頃からあったそうですが、被害が拡大した原因は、温暖化、耕地化、人口増加など人類が自ら招いた結果のような気がします。

 

そういえば、バッタ被害は数十年に一度のため、対策が後回しになっているとか・・・ここにも緩みが感じられますね。