電話に出ない?

昨日の、テレ朝の「ビートたけしのTVタックル」で、最近の若者は電話に出ない、という事が話題となっていました。
出演者の間でも、年配者と若手で電話に出ると出ないで二手に分かれ、議論が白熱していました。

個人的には、「電話は相手の時間を奪うツール」という意見には、賛成です。
休みの日とかに、よくセールスの電話とかがかかってくるのですが・・・本当に煩わしいので・・・留守電にしていて、相手を確認してから、電話に出るようにしています。

アポ電とかに騙されないように、お年寄りの人も、とりあえず留守電にしておいて、安易に電話に出ない方が良いのではないでしょうか?
スパムメールなら、読まないで削除できますが・・・電話だと、会話して断らなければなりません。

問題の本質は、「電話は相手の時間を奪うツール」という点について、電話をする側が意識していないという事だと思います。
本当に急いで相手と話をする必要が無いのに電話をかける、というのが相手に対して失礼だという事を充分認識してもらいたいです。
いきなりセールスの電話をかけるのは失礼だし、そんな常識の無いところの商品など買う気がおきません。
それが、選挙の立候補者だったら、投票する気が失せてしまいます。
なんで、いきなり電話するのが逆効果だと、判らないのでしょうか?

一方、一切電話に出ないという若手の言い分も極端な気がします。
そこまでして、自分の時間を守るというのは自分勝手なのではないでしょうか?
本当に緊急の連絡の場合、連絡がつかないというのも、相手に対して失礼に当たるし、自分にとっても不利益になる場合があると思います。

要するに、急ぎで連絡をとる必要がある場合は電話で、急いでいない場合とか、内容を記録に残したい場合は、メールやLINEでという様にツールの使い分けが一般的に広まれば良いと思います。

もちろん、謝罪の場合は、急ぎでなくても電話の方が良いですね。
本当は、面と向かって謝罪するべきだし、出来ないときは電話で・・・メールでは誠意が伝わりません。

余談ですが・・・若者は、何故URLを使わないのでしょうか?
画面のスクリーン・ショットを撮って送ってくるのですが・・・これだと、受信した側が、どこのサイトか探さなければなりません。
確かに、送信者側は手間が省けて楽かもしれませんが、受信者に手間をかけさせるので、不親切だと思います。

要するに、ツールを使うときに相手の事を思いやるというマナーが失われているようで・・・自己中心的な人が増えているような気がします。