漱石山房

昨日は、通勤途中に石川啄木終焉の地に行ってみた事を書きました。
茗荷谷駅から小石川図書館の方へ坂を下る途中の路地、気を付けないと見落としそうな感じで、マンションの壁にプレートがあり、一角には碑もありました。

そういえば、神楽坂と早稲田の間位に、石川啄木とも親交のあった夏目漱石の終焉の地である漱石山房がありますね。
ちなみに、晩年の9年間をここで過ごしたというので、石川啄木が亡くなった時も、ここに住んでいた事になります。
もっとも、石川啄木終焉の地と違って、現在は漱石公園となっており、漱石山房記念館という立派な施設もあり、銅像も建っています。
この扱いの違いは、やはり夏目漱石は文豪として有名だということなのでしょうか?それとも、文京区と新宿区の力の入れ方の違いなのでしょうか?

漱石山房も路地の途中にありますが・・・途中には案内板が立っているし、上述のように立派な施設があるので、迷う事はないと思います。
しかし・・・神楽坂からも早稲田からも10分以上歩かなければならないのが難点です。

ちなみに、近くには、漱石の生誕の地(生家)もあり、父親が命名した夏目坂もあります。
そのため、早稲田から夏目坂を登って、生誕の地を訪れてから、漱石山房を訪れるというのが、スタンダードなルートとなっているようです。

余談ですが、夏目漱石のお墓は雑司ヶ谷墓地にあり、こちらも訪れた事があるのですが・・・見つけるのにちょっと苦労しました。
事前に墓地の案内で場所を確認していたのですが・・・お墓のある場所と思われる舗装してある通路を通ったら、見つからず・・・通り過ぎてから引き返し・・・よく見たら、通路に背を向けてお墓が建っていました。

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漱石山房記念館

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漱石公園にある銅像