石川啄木終焉の地

先日、NHK大河ドラマの主人公である金栗四三の母校である東京高等師範学校があった、茗荷谷の教育の森近辺について書きました。
ちなみに、逮捕されたピエール瀧容疑者がドラマで店主を演じていた、ハリマヤ足袋店も不忍通りと春日通りの交差点近くにありました。

この近辺について調べていたら、石川啄木終焉の地も近くにある事が判明しました。
なんでも、石川啄木がここに住んでいた時期は、金栗四三東京高等師範学校に在籍していた時期と重なるそうです。
啄木が亡くなったのは26歳なので、年齢もそんなに変わらなかったようで・・・ひょっとしたら、二人は道ですれ違ったりしていたかもしれませんね。、
金栗四三のオリンピック出場は話題になったので、当然、啄木も知っていたでしょう。

そんな訳で、朝の通勤の途中で、ちょっと足を伸ばして石川啄木終焉の地を見に行ってきました。
茗荷谷駅から小石川図書館に向かって坂を下って徒歩5分位の場所になります。
実は、事前に大体の場所を確認していたのですが・・・路地の途中なので、ちょっと探してしまいました。
最終の地を示すプレートがマンションの壁に掲げてあり、一角には碑もありましたが・・・気を付けてないと、見落としてしまいそうな感じです。

現在は、高級住宅街となっていて、当時の面影はありませんが・・・かつては、上記のように東京高等師範学校や女子師範学校(現お茶の水女子大)も近くにあり、坂を下れば東京大学小石川植物園があり・・・当時としては、なかなか文化的な場所だったので、啄木もこの地を選んだのかもしれませんね。

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石川啄木終焉の地」のプレート

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石川啄木終焉の地」の一角にある碑