母の介護で結構苦労したので、このような病気で困る人が少なくなれば良いと思っています。
もちろん、前作もライ・クーダが往年のキューバ・ミュージシャンを集めて制作したアルバムの成功により、それらのミュージシャンがブエナビスタ・ソシアルクラブ・バンドとしてライヴ活動をする姿をとらえた記録映画という意味合いがありました。
今回は、その後の彼らの活動だけに限らず・・・前作の制作中の裏話、さらに彼らが1960年代以前に活動していた時の白黒映像などもあり・・・キューバ・ミュージックの歴史といった雰囲気もありました。
ちなみに、前作ではコンパイ・セグントがかつて「ブエナビスタ・ソシアルクラブ」があった場所を探す映像がありましたが・・・結局、隣の通りまでしか来てなかったようで・・・今作では、かつての「ブエナビスタ・ソシアルクラブ」の映像も観れます。
そもそも、この映画、カストロ元議長の死を伝えるニュースから始まるというのが象徴的で、時代の流れがメインのテーマだったように思いました。
以前は、画面に映る自動車はクラシックカーばかりだったのに・・・新車も走っています。
ちなみに、波が打ち寄せるハバナの海岸通りの雰囲気は前作と同じ・・・先日の台風の時、伊豆で救急車などが高波に流された事を思い出して・・・ちょっと心配になりました。
もっとも、若手のミュージシャンに、彼らの素晴らしい音楽が引き継がれているのが判り、それは嬉しかったです。
その意味でも、前作の時点でライ・クーダーが彼らを発掘したのは、本当にラッキーでした。
前作の続編と思うと、ちょっと違う感じですが・・・前作同様に必見・・・映画館も空いていたので、時間がある人は見た方が良いですよ。