日本の警察

今朝も、通勤途中、手前の駅で降りて歩いていたら・・・ちょっと珍しい光景に出会いました。
明治通りを歩いていたのですが・・・前を歩いていた若い女性が、いきなり、お巡りさんに職務質問を受けたのです。

何だろう?と、思ったのですが・・・そのまま、横を通り過ぎようとしたら、気が付いたのです。
彼女が素足で靴を履いていない事に・・・今朝は、かなり寒かったので、裸足で歩道を歩くのは、かなり冷たかったのではないでしょうか?
長いコートを着ていたので、中の服装は判りません・・・
彼氏と喧嘩して、家を飛び出てて来たとか?浮気が見つかったとか?まさか、拉致されて逃げて来たとか?・・・一体、どんな事情があったのでしょう。

それにしても、後ろを歩いていた私は、全然気が付かなかったのに・・・遠くから見ていたのに、よく、お巡りさんは気が付いたなぁ・・・と、感心しました。
私は、そのまま現場から歩き去ったのですが・・・後ろから「タクシー」とかいう言葉が聞こえてきました・・・おそらく、お巡りさんがタクシーを呼ぼうとしたのかもしれませんね。

先日、色々な項目で、世界における日本のランクが下がっているという事を書きましたが・・・かつて、日本の警察は世界一優秀だと言われていたのに、検挙率などの警察力もランクを下げて、いまや普通の国になってしまったそうです。
もっとも、殺人事件などの重大事件を解決するのは、未だトップクラスだとか・・・つまり、警察官の数などのリソースが減ってしまい、重大事件以外にまわせる余裕がなくなってきているそうです。

しかし、今朝のお巡りさんの対応なんかを見ると、日本の警察官はよくやっているなぁ、という気がします。
そういえば、外国では、警察官に話しかけ難い事が多いのですが・・・日本の交番のように、気やすい対応をしてくれるのは珍しいといいます。

かつては、自白など強権的な取り調べが出来ていたから、事件の解決率が高かったので、現在は、人権を尊重した取り調べを行うから、未解決事件が増えているのではないでしょうか?
当然、独裁国家なんかだと、事件の解決率は高くなるのですが・・・単純に、それが良いとは言えないですね。