閉会中審査

昨日は、NHKスペシャル「奇跡の島はこうして生まれた」について書きました。
確かに、日本列島は個性的な島ですが・・・優越感を植え付けるような表現には、ちょっと疑問を感じますした。

批判的な発言ついでに・・・・閉会中審査についても、疑問に思った事をちょっと書いておきます。
といっても、ニュースで見た程度なので、的外れかもしれません。

加計学園問題について・・・与党は、野党の要請で閉会中審査をやったのに、新しい事実は何も出てこない。と言っているのに対して、野党は、疑問はますます深まった。なって言っています。

そもそも、国民が安倍首相等の説明に納得していなくて内閣支持率が低下したから、閉会中審査に応じたはずなのですけど・・・新しい事実が何も出てこないなんて言っていて良いのでしょうか?
国民を納得させるような新しい事実を出さなければ、内閣支持率は回復しないはずです。
疑問はますます深まるという事も無いですが・・・単に、丁重な口調になっただけで、同じ説明を繰り返せば、国民が納得して支持率が回復するとでも思っているのでしょうか?
時が過ぎれば忘れてしまうだろうなんて、甘くみているような気がします。

もう一つの疑問に思っているのが、自衛隊の日報問題です。
稲田防衛相が日報の隠蔽について了承していたかどうか?について、稲田防衛相と自衛隊幹部の証言に食い違いがあり・・・もし稲田防衛相の証言が正しいとしても、防衛相として自衛隊を統制出来ていない事になるというものです。

野党は、稲田防衛相を辞めさせようと、攻撃を強めている印象ですが・・・どちらの証言が正しいなんて問題ではなくて・・・そもそも、戦闘があったとう真実を隠蔽しようとする自衛隊の体質自体が問題だと思っています。
なんでも、南スーダンでは、自衛隊の駐屯地を挟んで、政府軍と反政府軍との間で砲弾が飛び交い、流れ弾が駐屯地にも飛び込んで来て、隊員は死を覚悟したというのに・・・それを無かった事にしようとする自衛隊の隠蔽体質を、もっと問題視しなければいけないと思います。
このままほっておくと、自衛隊の公表する事は、昔の大本営発表のようになってしまうのではないか?と、心配してしまいます。