渡辺真理さんの介護

昨日は、母を特別養護老人ホームから一時帰宅させたときに、弘前をとりあげたブラタモリのビデオを見せた事を書きました。
以前、一緒に旅行したとき、母は弘前の街並みを気に入ったのですが・・・天気が悪く、岩木山が見れなかった事を心残りにしていたのです。

母は、もっとテレビの近くに行きたいと言って、興味深そうに見ていたのですが・・・母は認知症なので、旅行の事を思い出したのかは分かりません。
あるいは、単に、母の好みの風景だったからなのかもしれません。

そういえば、先日、ネットでフリーアナウンサー渡辺真理さんの記事を見ました。
かつて、久米宏と共にニュースステーションのキャスターを務めていたりして、結構、好きな女子アナだったのですが・・・最近、あまりテレビで見かけないな、と思っていたら、母親の介護をしているそうです。

その中で、「メディアで取り上げる介護って、どうしても必要以上に過酷や悲惨といったイメージづけをされがち」、「過酷さだけをクローズアップするのはある意味キャッチーかもしれないけれど、抵抗がある」と語っていました。
確かに、親を介護するのは大変ですけど・・・嬉しい事や面白い事、そして新しい発見もあります。
単に、辛い事だろうというように思わないで欲しいですね。

ちなみに、渡辺真理さんの母親も要介護5だそうで、泊まり込みのヘルパーさんついていて在宅介護をしているそうです。
記事を読む限りでは、要介護5とはいえ、認知症という訳ではなく、話もできて、なんとか歩行もできるようなので、私の母より少しマシなのかな?と思ったりします。

どうも要介護度が高いイコールそれだけ介護する人が大変なんだぞ・・・というように、私自身も思っていたような気がします。