母の人生

今日は、午前中に、朝飯を作り、洗濯、布団干し、庭の手入れをしてから・・・歩いてクリーニング屋へ行った後、車でスーパーに夏物の衣類や食料品を買いにいきました。
そのくらいで、疲れてしまったのか、体調が悪くなってしまい・・・脱力感が・・・さらに、お昼を食べたら、お腹の調子も悪くなってしまったのです。

そんなわけで、午後は、母の面会に行って、簡単な夕食を作っただけ・・・先ほどまで、ベッドで横になっていたのですが・・・ブログの更新をしなければと気力を振り絞り、やっと起きてパソコンを立ち上げました。

さて、昨日は、母と姉の乳癌の記憶について書きましたが・・・幸い母は手術が成功しましたが、姉は亡くなりました。
今日、老人保健施設で母の顔を見ながら・・・母の人生は、私の人生なんかに比べると、はるかに苦労が多かったのだなぁ・・・と、思ってしまいました。

女学生の頃、東京大空襲で焼け出され・・・戦後、結婚した相手(私の父)は、病気がちで結核で療養した後、脳溢血で倒れ入院、一命は取り留めたけど・・・数年後、再び脳溢血を起こして先立ってしまったのです。
その結果、私のような馬鹿な息子がいたため、就職して、なんとか大学を出してやらなければなりませんでした。

定年退職して、楽が出来ると思ったら、乳癌を発症・・・手術は成功しましたが、リンパ腺をとったので、左手で物を握れなくなりました。
その後、正常圧水頭症を発症し、症状として認知症パーキンソン病と同じ状態に・・・さらに、今年になって脳梗塞になり、左の手足が動かず、言葉を発するのも、食事も不自由になってしまいました。
思えば、かなり大変な人生でした。

今度、特別養護老人ホームに行ったら、幸せになれるといいのですけど・・・