小林麻央さんの死去に思う

ニュースによると、乳癌で闘病中の小林麻央さん34歳で亡くなったそうです。
ブログの内容の一部がテレビで紹介されるのを見て、思わず、ジーンとしてしまいました。

実は、母も姉も乳癌を患っていたので・・・イメージが重なる部分があります。
ご存知のように、母は手術で助かり、その後、認知症となり、さらに今年になって脳梗塞を発症しほぼ寝たきり状態ですが、なんとか存命です。

また、姉は、夫(義兄)がすい臓癌で亡くなった1か月後、抗がん剤で抵抗力が弱っていたところに心労がたたり、敗血症で亡くなりました。
姉夫婦には、二人の娘がいるのですが・・・丁度、下の娘が就職したばかりで・・・張り詰めていた気が緩んだのも、亡くなる要因だったのかもしれません。

小林麻央さんのブログで、カツラの写真が出てきましたが・・・娘の卒業時に、我が家を訪れた姉も、カツラを被っていたのを思い出しました。
ちなみに、亡くなった後、遺骸はカツラを外していたのに、死に化粧をしたので・・・なんとなく、妙な感じがした記憶があります。

それから、母は、早期発見ですぐに手術をしたので、闘病生活というのは、ほとんどありませんでした。
もちろん、手術後も抗がん剤を飲んだり、検査で通院していましたけど、幸い、転移することもありませんでした。
だから、私もそんなに看病をしたという記憶はありません。

ただ、手術の時に左腕のリンパ腺も除去してしまったので、左腕が腫れてしまい、物を握る事が出来なくなってしまったので・・・以降、買い物、掃除、料理などに不自由するようになり、私が手伝うようになりました。

小林麻央さんのブログで、娘さんが手術した方の腕をかばってくれた、という言葉があり・・・当時の母を思い出しました。

私でさえ、こんな感じなので・・・・乳癌で闘病中の方や看病をしている多くの家族の方が、小林麻央さんのブログに共感したのではないでしょうか?