セキュリティという言葉

ここのところ、永田町にある昔の職場の応援に行っています。
ちょっと前は、なにやら騒がしかったのですが・・・国会が閉幕したので、静かになっています。

そこの職場の人が、何やら困っているようでしたの・・・どうしたのか、訊ねたところ・・・今度、セキュリティの強化のために、体制が変更になるとか。

もっとも、現在の担当はそのままで、業務にも変更が無いそうなので・・・だったら、そんなに困ることはないじゃないかと言ったのです。
そうしたら、別の担当で、似たようなセキュリティ関連の業務を行う事になり・・・そこの業務と区別するために、行っている各種業務について、セキュリティという言葉を使えなくなってしまうそうです。

そこで、セキュリティと同じような意味の言葉は何かないか?という事で悩んでいたそうです。
皆であれこれ知恵を絞ったのですけど・・・どうしても、しっくりとくる言葉が浮かばないとか・・・一番、近い感じがインシデント管理という言葉なのですが・・・やっぱり、違います。
私も、何かないか?と訊かれたのですが・・・ほとんど出尽くしていて・・・頭に浮かんだのは、「ヤバイよ」という言葉・・・出川哲朗さんみたいですね。

確かに、リスク管理とか脆弱性という言葉は、いくつかの業務には当てはまるのですけど・・・他の業務には当てはまりません。
ちなみに、辞書では、安全、保安、防衛、防護、治安、安心、保障という事らしいですが・・・どの言葉も、業務とは違うような感じです。

どうやら、セキュリティという言葉ほど、曖昧で幅広くカバーする言葉って無いみたい・・・だから、便利なので、日本語としても定着しているのですね。
なんか、イメージでは判っているつもりでも、実際は判っていなくて使っていたのに、気づかされました。