ボタンを押すの好きですか?

先日、日本で何故自動販売機が多いか?という記事を読みました。
2016年12月末時点における、日本の自販機及び自動サービス機の普及台数は約494万台で、人口当たりの普及台数は世界一だそうです。

理由としてあげられたのは、日本は人件費が高いので、労働力不足を補っているということや・・・日本人は効率的な事を好み、時間の節約になるから・・・さらに、日本人は、自動化や機械化する事を好むというものがありました。

また、日本は治安が良いので、屋外に自動販売機を設置しても、壊されたり、溜まっている貨幣を盗まれたりしない、という事も普及の助けになっているそうです。
確かに、外国では、ホテル内とか空港などで自動販売機を見かける事はあっても、屋外で見かけることはほとんどありませんね。

また、効率化というよりは、店員とコミュニケーションをかわすのが苦手という人も多いのではないでしょうか?
私なんかも、缶コーヒーを1本だけ買うのに、わざわざコンビニ店員の手を煩わせるの申しわけないような気がして・・・ちょっと高くても、自動販売機で購入してしまうような面があります。
ちなみに、近くに自動販売機が無かったら、缶コーヒー1本の他にスナック菓子のような余計な物を買ってしまいます。

そういえば、最近はタッチパネルの普及であまり言われませんが・・・20年ぐらい前に、ボタンを押すのが好きな人が増えているという話がありました。
当時は、ゲーム機の影響か?なんて言われていましたが・・・ボタンを押すことに快感を感じるようで・・・テレビのリモコンでも、意味もなくチャンネル・ボタンを押してしまう人がいるらしいです。

そういう人は、券売機とかエレベータのボタンを押すときに、1回だけ押せばいいのに、無意識のうちに強く数回押すそうで・・・今でも、そういう人を、たまに見かける事がありますね。
そういえば、簿記試験のときも、やけに電卓のボタンをバシバシ強く叩いている人がいましたが・・・あれも、そうなのでしょうか?

私の場合、とくにボタンを押して快感を感じるという事はありませんが・・・スマホにして思うのは、ガラケーのボタンの方が使いやすかったという事です・・・これは歳のせいでしょうかね。