放射性物質事故

昨日は、東名高速で起きた、中央分離帯を飛び越えた車が観光バスと正面衝突した事故の映像を見て、なんか見覚えがあると思った事を書きました。
昔、日帰りスキーの帰り道に雪が積もった高速道路で、スピンした車が中央分離帯のガードレールに激突し弾き飛ばされ、私の車にぶつかってきたのです。

ニュースといえば、先日、原子力機構で発生した被ばく事故で、5人の作業員の肺からプルトニウムは検出されなかったそうで・・・当初、検出されたのは、どうやら、皮膚に付着した放射性物質だったようです。

しかし、問題の容器は26年間も放置されていて、中身が何だったかも不明だったとか、開封の手順も明確でなかった等・・・そのズサンな管理方法に驚かされます。
放射性物質の扱いに対して慣れてしまった事により、注意力が無くなってしまったのではないか?と言われています。

たぶん、多くの人がニュースを見て連想したのは、昔、東海村JCOで発生した臨界事故ではないでしょうか?
あの時も、正規のマニュアルに従わず、バケツで溶液を混ぜる等、ズサンな扱いをしていた事が問題となりました。

今回は、作業員5人とも健康には影響が無さそうで、良かったですが・・・東海村JCOの臨界事故では二人が死亡したとか・・・放射性物質は、一歩間違えると、大変なことになるという事を忘れてはいけませんね。

そういえば、東海村JCO臨界事故の当時、東海村にある某研究所と仕事で関わりがあり・・・事故発生当日は、その研究所の人達がこちらの事務所にいらして打ち合わせをしていました。
そこへ、事故の一報が・・・とたんに打ち合わせどころではなくなってしまいました。
東海村方面の電車も止まってしまい・・・研究所の人達は帰れなくなってしまい・・・凄く心配して、家族に電話していたのが印象に残っています。