レイク・プラシッド・ブルー

先日、紹介したフェンダーのザ・ストラトは、レイク・プラシッド・ブルーのマッチング・ヘッドでした。

ご存知だと思いますが・・・レイク・プラシッドは、２度も冬季オリンピックの会場にもなったアメリカの湖です。

先日、雑誌プレイヤーを読んでいたら、１９６０年製のブルー・メタリックのストラトキャスターが紹介されていて・・・それは紺色に近い濃い色で、５０年代のレイク・プラシッド・ブルーかもしれない、と記述されていました。

レイクプラシッド・ブルーは比較的ばらつきが少ないカスタム・カラーですが・・・どうも、古い物の方が濃い色のようで・・・ザ・ストラトは、かなり明るい水色に近い感じがします。

そういえば、フェルナンデスのリバイバル・シリーズのレイク・プラシッド・ブルーは、フェンダーより明るい色だと言われていました。

確かに、リバイバル・シリーズが再現しようとしていた古い時代のレイク・プラシッド・ブルーに比べれば明るい色なのですけど・・・ザ・ストラトと比べると、そんなに変わりがないような気がします。

リバイバル・シリーズが製造された１９８０年代当時の本家フェンダーのレイク・プラシッド・ブルーを参考にしたから、明るい色合いになってしまったような気もします。

ちなみに、リバイバル・シリーズのレイク・プラシッド・ブルーについて、シンコー・ミュージックの「ジャパン・ヴィンテージ・コレクション　vol.5　～フェルナンデスの壱～」には・・・

「フェンダーのそれよりはずっと明るい色調である。フェンダーで言えば、むしろブルーアイスメタリックに近い」

と書かれています。

個人的には、ブルー・アイス・メタリックよりも１９８０年代当時のレイク・プラシッド・ブルー方が近いとも思うのですが・・・いかがでしょうか？

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