老人保健施設入所

先日、書いたように、今日、母は病院を退院して、老人保健施設に入所しました。
あれこれあって、意外と疲れました。

朝、家にあるものはボロなので可哀そうな気がしたので・・・ショッピング・センターに行って、上着、ズボン、下着、靴下等を購入しました。
今度行く老人保健施設では、すべての持ち物に氏名を書くというので、買ってきたものにマジックで記入しました。

その後、病院へ行って、母に「今日は、新しいトコロに行くからね」と言うと・・・「待っていたよ」との返事・・・どうやら、以前から、土曜日に新しいトコロに入所する事を言っていたのを覚えていたらしいので、ちょっと驚きました。
母は認知症なので・・・覚えているなんて珍しいです。

たとえば、入院する前には、デイサービスに行った日に、「今日はどこに行ったの?」と訊いても・・・「ずっと家に居た」なんて感じで、全然、覚えていなかったのに・・・入院してからは、「今日は車椅子に乗ったの?」と訊くと・・・「乗った」と答えていたので、脳梗塞になって、記憶力がちょっと改善したのかもしれません。

そのせいもあるのか・・・病院に置いてあるパジャマなどに、氏名を記入している最中にも、袖を引っ張ったり、邪魔をしてくるので困りました。
そうこうしていると、看護師さんが請求書を持ってきたので、会計に行って支払い・・・戻ると、今度は看護師さんから老人保健施設へ渡す書類を渡されました。

荷物をやっとの事でカバンに詰めていると、介護タクシーが到着したので、お別れを言って出発・・・

老人保健施設に到着したら、まず受付に書類を提出・・・そして、部屋に案内されたのですが・・・閉鎖病棟なので、担当の方に病棟の入り口のドアを開けて貰わないと入れません・・・今後、面会に行くときは、ちょっと面倒な感じです。

病院と違って、オムツ、箸・スプーン、バスタオル、シャンプー等は、全部、供給されるます。
また、病院ではずっとパジャマだったのですが・・・こちらはリハビリをするので、普段着のまま・・・・自分で着替えをする人は、寝るとき着替えるそうですが・・そうでない人は、スエットのような物で、そのまま寝るそうです。
さらに、閉鎖病棟なので重度の認知症の患者も多く・・・雑誌、本、時計、ラジオ、花、置物などを置いてあると、持っていかれてしまうので、余計なものは置かないようにとの事。

病院から直行したので、これらのような不要なものを多く持ってきてしまったので、持って帰らなければなりません・・・帰りはバスだったので、結構、荷物が大変でした。
また、足りないものは、明日、購入して、持って行かなければ・・・
閉鎖病棟という事もあり、持ち物などが病院とかなり違うので・・・もっと事前に情報を教えて欲しかったです。

なお、母は移動でくたびれたみたいですが・・・3時にゼリーのようなおやつが出たので、他の入所者の方と一緒に、美味しそうに食べていて、満足そう。
慣れないところなので、ちょっと心配したのですが・・・大丈夫そうで、ほっとしました。