賞味期限

正月の前に、つい沢山の食材を購入したのですが・・・最近は、正月でもお店が開いているので、あまり意味が無かったですね。
むしろ、年末は割高だったので、必要最低限だけ買っておいて、休み明けに買えば良かったと、反省しています。

年末に購入した物は、賞味期限もあるので、早めに食べなければ、と思っていたら・・・・
ネットで賞味期限に関する記事を見つけたので、興味を持って読んで見たら、そんなに慌てて食べなくてもいいかな?と思い直しました。

もちろん、食べても安全な消費期限と違って、賞味期限は、美味しく食べられる期間なので、それを過ぎても食べられる事は知っていました。

でも、記事によると・・・卵を例にとって、産卵後1週間以内にパックされ、パックしてから2週間以内が賞味期限になっているのですが、冬場なら、常温で2ヶ月は加熱調理すれば食べれる、という事です。
冷蔵庫に入れなくても、こんなに長持ちするなんて、ちょっと驚きでした。

世の中には、安全を考えて、賞味期限を1秒でも過ぎただけで、捨てるという人もいるので・・・かなりの量の食べても大丈夫な食品が捨てられている事が想像できます。

さらに、記事には、「3分の1ルール」という物が書かれていました。
これは、賞味期限を3等分して、最初の1/3は小売店に納品する期限で、次の1/3は小売店で販売する期限だそうです。

つまり、最初の1/3を超えた食品は、小売店に納品されても受け取って貰えないという事で・・・次の1/3の間に売れなかった商品は返品されるそうです。

確かに、食品の中には賞味期限が近づいているため、値引きして売られる種類のものもありますが・・・多くの加工食品では、賞味期限ギリギリのものが売られているのを見た事がありません。

物凄く食料自給率の低い国が、必要以上の安全性意識のために、こんなに大量の食料を無駄にしていて良いのか?と、思ってしまいます。

そういえば、以前、我が家に来るヘルパーさんは、簡単な料理を作ってくれていました。
おそらく、調理した料理で食あたり等がおきないように、安全性を考えての事だと思いますが・・・必ず、新しい物を使ってしまいます。
例えば、ニンジンとかを半分使ったものを、ラップにくるんで冷蔵庫に残していくのですが・・・次に来た時には、その残りのニンジンを使わず、新しいニンジンを半分使い、また残りをラップにくるんで残していきます。

このように、使いかけの物が増えるので・・・当時は、それを無駄なく使うため、何の料理を作ろうか頭を痛めていて・・・なんとなく、ヘルパーさんが好き勝手に調理して、こちらが後始末をしているような感じがしていました。

安全性意識も必要ですが・・・エコロジーにも配慮して欲しいものです。