古い卵

昨日は、認知症だった母が特別養護老人ホームに入ってしまったら、気が抜けた感じになった事を書きました。
それで、ちょっとセルフネグレクト気味になり、整理整頓も手抜きがちです。

先ほど、NHKの「所さん!大変ですよ」を視ていたら、卵についての特集をしていました。
その中で、卵かけご飯のような生で食べる場合は新鮮な卵が美味しいけど、加熱調理する場合には、古い卵の方が美味しいと言っていました。
なんでも、古い卵の方が、中に含まれる二酸化炭素が抜けて、プリプリした食感になるからだそうです。

ゆで卵の場合、古い卵の方が殻がむきやすい事は知っていましたが・・・美味しくなるという事は知りませんでした。
ちなみに、卵の賞味期限は産卵後3週間で、これは生で食べる事を想定しているそうですが・・・いくら加熱するといっても、あまり古いのはダメで、賞味期限ギリギリぐらいが良さそうです。

実は、我が家の冷蔵庫にも、3週間前に買った卵が3個ほど残っていて、早く食べなければと思っていたため・・・この話を聞いて、ちょっと気が楽になりました。

母が居なくなってから、困った事の一つが食料品です。
つい、以前と同じ感じで買ってしまうと、一人では食べきれなくなって残ってしまいます。
特に、卵の様にパックで売っている物は、残ってしまうので困りますね。

そんな訳で、購入する食料品の選択肢が減ったし・・・調理する量も少なくなりました。
さらに、母のために作るという目的も無くなり、どうせ自分が食べるだけだという意識があるので、あまり凝った物も作らなくなってしまいました。
なんか、掃除だけでなく、炊事の方も、セルフネグレクト気味ですね。

ところで、番組によると、卵を産む鶏の95%は、海外からヒヨコで輸入されているそうです。
なんでも、日本人が好むように、白身が高く盛り上がるように改良されたマリアという品種だそうで・・・白身が高く盛り上がっていると、新鮮だと思いがちですが、違っていたのですね。
また、赤色の強い黄身だと栄養価が高そうに思えるのですが・・・これも、餌によって変わるそうで、番組では黒い黄身の卵とか、年輪のような模様が入った黄身の卵を紹介していました。

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まさかマリアという名の鶏の卵を食べていたなんて・・・