埋蔵ジュエリー

今日のNHK「所さん!大変ですよ」は日本の埋蔵ジュエリーについての話でした。
なんでも、ここ数年、日本の宝石輸出額が増えているそうで・・・驚きました。

もちろん、日本は宝石の産出国ではありません。
ちなみに、番組では、日本中を旅して川などから宝石を採取する人を紹介していましたが・・・当然、儲けがでるほどは取れないそうです。

日本の埋蔵ジュエリーとは・・・皆さんは、すでに察していると思いますが・・・家庭にある中古の宝石の事なのです。
なんでも、バブルの時に大量に輸入された宝石やシニア世代が持っていた宝石が沢山あるそうです。
最近、街中でよく見かける、買取り専門店に持ち込まれたこのような宝石が、販売会などで海外バイヤーに買われて国外に持ち出されるとか。

なんでも、これらの宝石は、カットが古いそうで・・・カットし直すと数倍の高値で売れるそうです。
なかには、押し売りならぬ押し買いをする業者もいて・・・家庭を訪問して、安く買いたたくそうなので、貴金属はありませんか?と言われても、絶対に見せないように注意が必要だそうです。

もっとも、我が家には貴金属なんてありませんので、心配はありませんね。
番組では、亡くなった親族が所有していた宝石を売るとか、終活をする高齢者が身辺整理で売るなんていう事例が紹介されていましたが・・・そもそも、高齢者といっても、私の母は、高価な宝石なんて持っていませんでした。
私が高校生の時に父が死んだ事もあり、そんなに裕福ではなかったのです。

今になって思えば、母へのプレゼントとして宝石位買ってあげれば良かったと思いますが・・・その前に認知症になって、宝石の価値なんか判らなくなってしまいました。
母の元気なうちには、旅行に連れて行ったり、時計なんかはプレゼントしたのですが・・・宝石を贈るのは、なんか恥ずかしい気がしたのです。