児童買春

昨日のETV特集は「私たちは買われたー少女たちの企画展ー」というタイトルでした。
20人余りの少女による、児童買春の実態の告白の企画展の話でした。

彼女たちは、児童買春の実態を知らせたい、という思いで企画展を拓いたそうです。
確かに、平穏な毎日を送っている私は、初めて知った世界で・・・番組に登場した少女の姿が痛々しかったです。

正直に言って、私の中に、少女とのセックスについて、興味を抱く本能が、まったく無いとはいえません。
だから、今まで経験が無いのは、単に、そういった状況に陥った事がなかっただけで・・・もし、そういった状況になったら、どういう態度をとるのか自分でも分かりません。
そういった意味では、今回、彼女たちの痛々しい実態を知ることができたのは、良かったです。

気になったのは、少女たちに「あなたは悪くない」という言葉をかけること・・・・もちろん、メンタル的なケアを考えての発言だと思うのですが・・・

「売った展だろ」、「被害者ヅラか?」、「自業自得」という心無い非難があったそうですが・・・確かに、買った男性が加害者という単純な構図ではなく、少しは彼女達にも問題があったと思います。
中には、家庭内暴力とか空腹とか、悲惨な境遇も要因になっている場合もあるようですが・・・そのような境遇でも、売春をしない人も多いわけだし・・・と言えるのは、自分が平穏な毎日を送っているからなのかもしれませんが・・・
やはり、「売る方も悪い」と言って、彼女たちの心情や行動のどこに問題があったのか?を、明らかかにするべきで・・・今後、そのような状態に陥る少女が減るようにすべきだと思いました。
もちろん、騙されたり、弱い面に付け込まれたり・・・それぞれの事情があるとは思いますが・・・そのような場面に近寄らないようにすることは可能だと思うのです。


当然、彼女達は未成年で、知識が無かったり、考えが甘かったりするので、そこは、親や周囲の人が注意をすべきで・・・そういった意味では、周囲の大人も悪いのです。
番組の中で、企画展を見た人が「男性の性犯罪だと思っていたのが、社会と大人全員が加害者だった」と言っていたのが印象的でした。