ミラーレス車

ニュースによると、明日(18日)から、ミラーレス車の製造が解禁されるそうです。
ルーム・ミラーやドア・ミラーを廃して、カメラを搭載するそうです。

雨による視界への影響を少なくしたり、視界を広くしたりといった効果が望めると言われていますが・・・一番は、車のデザインの自由度が増す事なのではないでしょうか?
空力特性が向上するとも言われていますが・・・どれだけ効果が上がるのかは不明です。

もっとも、ミラーに比べて故障とかの不安が残ります。
当然ですが、駐車してスイッチが切れている状況では、後方は見れません。

将来的に、前方だけでなく、後方の衝突検知もできるようになったり、撮影された映像が記録されるようになれば面白いと思います。

思えば、昔はドア・ミラーが許可されていなくて、フェンダー・・ミラーでした。
当時は、外車のドア・ミラーがカッコ良かったのですが・・・視線を動かす範囲が大きいという理由で安全でないと言われていました。
しかし、外国から輸入障壁だという指摘を受けて、認可されるようになったら、あっというまにドア・ミラーが広まってしまいました。
そういえば、後付けでドア・ミラーに改造した車も、かなり多かったですね。
今では、タクシーでもドア・ミラーのものが増えてきています。

当時の運輸省が言っていたような安全性の問題で、事故が増えるなんて言う事は無くて・・・一体、あの規制はなんだったのだろう、と思ったものです。
むしろ、人をはねた時に、フェンダー・ミラーの方が、重傷を負わせ易いとか。
タクシーにフェンダー・ミラーが多いのも、助手席に座ったお客さんの方向に視線を向けないように、という配慮の意味が大きいそうです。

私の最初の愛車は中古のカローラで、それはフェンダー・ミラーでした。
それ以降は、ドア・ミラーの車になったのですが、ドア・ミラーの方が視界が広く、むしろ安全に感じたものでした。

そんな訳で、ミラーレスに対する規制なんていうのも、あまり意味が無いのかもしれません。
むしろ、選択肢が増えるのはよい事だと思います。
今度、買い替えるときは、ミラーレスになるかもしれませんね。