川瀬巴水展

年末始の休みで、「日本の自然を描く展」に向けて絵を描こうと思っていたのですが・・・未だに着手していません。
描きたいものは決まっているのですが・・・どうも、今一つ、これっていう構図が頭に浮かびません。

今日は、参考になるかもしれない、という思いで、立川高島屋で開催されている「川瀬巴水展」を見に行ってきました。

今日も暖かかったので、立川の駅前は沢山の人が行きかっていました。
その中でも、福袋を持った人を大勢い見かけました。

高島屋でも福袋を買う人が沢山いる中、催し物会場の8階へ向かいます。
今日が展覧会の初日という事もあり、こちらも結構、混雑していました。

これまで、何回も、川瀬巴水の展覧会を見てきていますが・・・その作品は、名所等の良く見かける風景を題材にしたものが多いくせに、独自の構図で、趣きのあるものに仕上がっています。
郷愁の画家とも言われますが・・・単なる懐かしい風景だけでなく・・・そこに描かれる人物や天候と共に、構図もかなり工夫しているように感じます。
・・・で、ちょっと構図のアイデアを参考にしようと思ったのです。

今回の、展覧会は、肉筆画やポスター、さらに巴水に版画を勧めた伊藤深水の版画も展示していました。
また、売店がかなり広く、例によって、後刷り版画や絵葉書の販売もあったのですが・・・初刷りの版画や、日本酒など関連グッズも豊富に売っていたのが、印象にのこりました。

なにはともあれ、川瀬巴水の絵って、富士山など日本的なものが多く、冬景色も多いので、正月に似合っているような気がします。


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