朝鮮民衆の被害

折角、良い天気だったのに、今日も風邪気味です。
インフルエンザではないのですが・・・微熱があって、鼻水が止まらないので困ります。

ところで、先ほどのNHKスペシャルは「朝鮮戦争 秘録 ~知られざる権力者の攻防~ 」というタイトルでした。
朝鮮戦争は、未だに、休戦状態で終戦を迎えていないのですが・・・戦争が始まった背景は、良く判っていないといいます。
今回、新たに判明した資料によると、スターリン毛沢東の思惑によるものが大きいそうです。
さらに、休戦協定を望んだ金日成に対しても反対したため、休戦までに長い期間がかかってしまったそうです。
なんか、未だ若くて経験の浅い金日成が、スターリン毛沢東に、いいように焚きつけられて戦争を起こしたように思えてしまいました。

朝鮮戦争については、ある程度知識はあったのですが・・・今回、初めて知ったのは、アメリカ軍によって、太平洋戦争における日本本土への空襲の4倍もの爆弾が落とされたという事です。
もちろん、本土決戦が行われなかった日本と違い、朝鮮半島自体が地上戦の舞台となっており、民間人の被害が多いという事です。

ところで、先日まで、大学通信教育のスクーリングを受けていたのですが・・・日本仏教の歴史についての授業で習った、古代の朝鮮半島との関係を連想してしまいました。
その時代も、高句麗百済新羅などの国があり・・・中国や日本のような周囲の大国による力関係で、朝鮮半島が戦場となっていました。
ちなみに、滅ぼされた百済の民が日本に帰化して、仏教文化を創り上げることになります。

その地理的な位置のため、豊臣秀吉朝鮮出兵など、外国によって朝鮮の民衆は悲惨な思いをする歴史があるような気がします。
そのせいか、朝鮮の民衆は、根本的に外国に対する不信を持っているのではないでしょうか?