EB-3L

以前、ヤマハのミディアム・スケールのベースMottion(MB)シリーズが使いやすいという事を書きました。
昔から使っている、70年代のジャズベは、音が良いのですけど・・・歳をとると、その重量が辛いです。

昔、ショート・スケールのホフナー・ヴァイオリン・ベースとか、ギブソンのEB-0なんかも使った事があるのですけど・・・取り回しは良いのですけど音が今一つに感じました。
やはり、個人的には、ロングスケールの方が音が良いみたいで・・・Mottion(MB)シリーズも、どちらかって言うと、音はそこそこで、重さによる負担が少なく、取り回しが良いから使っている感じです。

で、EBシリーズのロングスケール版である、EB-3Lも手に入れてみました。

ベースの事は、良く知らないので、単に値段が安かったため、70年代のものを購入したのですけど・・・後で判明したのですが・・・ネック材がメイプルに変更された後のもので・・・やっぱり、重いです。
それも、ただでさえネックが長くて重いのに、それがメイプル材のため、持った時のバランスが悪くてヘッドが下がります。

反面、メイプル材のため、高音や低音が出るようで、中音で温かみのあるマホガニー材に比べると、ソリッドでくっきりしたサウンド・・・個人的には、好みのサウンドです。

調べてみたら、EB-3Lは1969年から1975年まで作られたのですが・・・EBシリーズのネックがメイプル材に変更されるのは、1975年半ばだそうです。
という事は、メイプルネックのEB-3Lって、ほとんど作られていない?

値段が安かったので購入したのに、レア物だったようです。
それも、上述のように、メイプルネックのEB-3Lでしか出せない音があるので、ちょっと得をした気分です。

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ギブソン EB-3L 1975年製