レスポール・ジュニア

昨日は、大学の通信教育を始めようかと、考えている事を書きました。
現実的に考えると、時間的に余裕が無いのですが・・・学習したいという気持ちを抑えるのが難しいです。

人間の欲のなかで、一番やっかいなのが知識欲だと思っています。
仏教では、欲を捨て去るように教えていますが・・・ある意味、真理追及という形の知識欲にとらわれているような印象を受けます。

最近、物欲が抑えられなくて、衝動買いすることが多いのですが・・・この前も、レスポール・ジュニアを購入してしまいました。
ネットで見かけて、物凄く値段が安かったので、気になってお店に見に行ったら、かなりボロボロの状態だったので、確かに、それほど価値のあるようには見えませんでした。
しかし、私の心に訴えるものがあって、ボーナス払いで購入してしまいました。

ビグスビーを取り付けた跡があるだけでなく、形状の違うピックガーを取り付けた跡もある上に、店員によるとネックを60年代の物に付け替えているという事です。
コレクターなら、決して手を出さないような感じなのですが・・・私の場合、心に訴えてくる何かが知りたい、という気持ちがあるので、ミント状態の物に限らずボロボロのギターでも、購入する事が多いです。
ある意味、所有欲というよりは、このギターの魅力は何かを知りたいという、知識欲の一種なのかもしれませんね。

店員は、ネックが折れたのでギブソンの工場で1当時のネックを付けたのだろう、と言っていたのですが・・・ピックガードを外して調べたところ、ネックを付け替えたような感じはまったくしません。
調べてみたところ、すでにSGの形状のジュニアが売られていた1961年後半になっても、並行してレスポール形状のジュニアも出荷されたそうです。
大量に製造して、残っていたボディに当時のネックを付けたそうで、50年代に比べると細めのネックで、シリアルナンバーがスタンプではなく刻印されていたというので・・・このギターも、おそらく、そのタイプだと思われます。

なにはともあれ、音は凄く良いです。

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ギブソン レスポール・ジュニア 1961年製